南極点でくらす1年間のきろく

アイスキューブニュートリノ望遠鏡のWinterover(越冬観測員)として、1年間南極点のアムンゼン・スコット基地に滞在しています。家族、友達のみんな、まだ生きてます。

ミドル級

気づかないふりをしていたのですが、もう直視せずにはいられません。 アメリカに来てから記録し続けている体重を可視化してみたところ、少しずつではあるものの、確かに上昇していることが明らかになりました。

f:id:talking_penguin:20190820083611p:plain
友達からは、”逆に南極に向けてコンディションを整えてると考えれば順調じゃない?”と言われました。

グラフの縦軸はポンド(パウンド)です。 ジムの体重計はkgで表示してくれません。

縦軸をkgに変換すると生々しいので、別の見方をしてみたいと思います。 パウンドといえばボクシングです。 ボクシングの各階級の上限をグラフに重ねると以下のようになります。

f:id:talking_penguin:20190820083804p:plain
各線は各階級の上限値を示しています。間違ってても気にしないでください。ただの冗談です。

なんとこのままでは、ミドル級のリングに上がらなければなりません。 この体重では、村田諒太、ましてや鷹村守と戦うのがフェアとみなされてしまうのです。 素手で熊を殴り倒す人間と同じ土俵に上がるのはムリです。

博士論文を書いていたときは、スーパーライト級まで落としたことがある*1ので、ちょっと本気だせば数キロくらい落とすのは簡単なはずです。 しばらくはサラダ食べていこうと考えています。 サラダのおいしい店が多くあるので、そこまで辛くないと思っています。

なんにせ”好きなだけ食べて、ちょっとだけ走るダイエット”*2は失敗です。

*1:”毎日レンズ豆だけ山程茹でて食べるだけダイエット”を実践

*2:https://talking-penguin.hatenablog.com/entry/2019/08/14/104003