雪かきと人体実験
今シーズンのIceCube検出器のアップグレードはすでに完了しています。 検出器に異常が起きない限りは、基本的に待機です。 なのでIceCube実験の将来計画のために色々なプロトタイプ検出器を試している、他の研究者の手伝いを毎日しています。
新しいセンサーをIceCubeのネットワークの中に取り込む、といった多少頭を使う仕事もあったりしますが、基本は力仕事です。つまり雪かきです。
マイナス数十度でも、風がなくて日が差しているような状況だとほんとに半袖で作業できます*1。
でもまあ、なんやかんや死ぬほど寒いので顔をちゃんと覆ってないと凍傷になってしまいます。 特に風の強い日はやばいです。 もちろんみんな気をつけているので、基地の中で凍傷になっているアホなやつなんかいません。
ただ一人をのぞいては。
ほんとに凍傷なるのか風の強い日に目出し帽とかつけずに試しに歩き回ってたら、ほんとに凍傷になりました。
実験の結果、南極点なめてると本当に凍傷になることがわかりました。
*1:我慢すれば。