南極点でくらす1年間のきろく

アイスキューブニュートリノ望遠鏡のWinterover(越冬観測員)として、1年間南極点のアムンゼン・スコット基地に滞在しています。家族、友達のみんな、まだ生きてます。

部屋がやばい

南極点に赴任するまでの2-3ヶ月、ウィスコンシン州マディソンのWisconsin IceCube Particle Astrophysics Center (WIPAC)というところで訓練を行うことになります。 今日が初日でした。 いくつかの事務手続きや、銀行口座の開設など簡単な内容で早い時間に仕事が終わり、夕方を前にして既にホテルに戻っています。

驚くべきは用意してもらった、職場から徒歩3分先にある、この滞在先のホテルです。 とんでもなく良いところを手配してもらえました。

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一体何人用のソファでしょうか、泊まるのは一人です
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住居として十分に大きい気がします

アメリカはこれが普通なんでしょうか。 手配してくれた担当者に、良すぎるのではと聞いてみたところ、"南極に行ったら辛くなるからね。今だけだよhahaha!"と言っていたので、今は甘い汁を吸わせてもらえるということかもしれません。 いまのところ、この広い部屋を持て余し気味で、隅っこで小さくなってNetflix観ています。

先に滞在期間(2.5ヶ月)分の領収書をもらっているのですが、ホテル代として見たことない桁の数字が載ってました。 でも、雇用元が払ってくれます。

関係者のみなさま、雇ってくれてほんとうにありがとう。