南極点でくらす1年間のきろく

アイスキューブニュートリノ望遠鏡のWinterover(越冬観測員)として、1年間南極点のアムンゼン・スコット基地に滞在しています。家族、友達のみんな、まだ生きてます。

衛星電話とミイラのはなし

きょうの夕方、初めて今まさに南極点で越冬中のWinteroverの二人と衛星回線を使って電話で話をしました*1

現地では極夜が終わりに近づいてきて、最近は地平線に太陽の光がすこし見えてきたそうです。 数ヶ月真っ暗闇で生活したあとに見る太陽は、きっとすごい体験になるでしょうね。

滞在中の彼(彼女)らの、仕事以外の時間の使い方についても話を聞くことができました。 場所と環境が特殊なだけに、趣味をどうするかはわりと真剣に考えていますし、ジョンと僕らのときはどうするか相談したりします。

ちなみに*2、マディソンも面白い街で今のとこトレーニング以外もすごく充実してます。 みんなから、”もしマディソンで暇してたら、それはマディソンじゃなくて自分のせいだよhahaha”と言われます。

最近では、休日にストリートを貸し切ってやってるライブにいってみました。

写真撮って、いじる練習も兼ねています。今回のテーマは、”16:9にしたら映画っぽくなっていい感じになるんじゃね?”です。

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木に引っかかっているのは、飛んできたミイラの包帯です。

Here Comes The Mummiesというバンドのライブです。

なんとタダです。

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ナッシュビルからやってきたミイラらしいです。

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このミイラずいぶん血行がいいみたいですね。

見た目のパフォーマンスだけでなくて、僕の好きなジャンルの音楽*3で最高でした。

いやあ、いい国だ。

*1:テクノロジーってすげえ。

*2:話のつなげ方が思いつきません、ここ以降が言いたいことです。

*3:どんな感じかというと、僕の好きな感じのやつです。音楽は詳しくないです。